田中 孝知

情報工学部 情報通信工学科卒業(2013年3月)
現職)ドイツの工業薬品メーカーのタイ法人で技術営業として勤務

 

 
                       リーダーシッププログラムでの思い出の写真

 

現職について

FITを卒業後上京し、商社へ勤務。まずは3年間国内営業を担当しました。入社当初から海外勤務を希望していた甲斐あって4年目からタイ赴任を命じられ2年間駐在員として勤務しました。その後、学生時代より目標にしていた外資系企業に転職をし、現在まで1年半程勤務しています。現在はドイツの工業薬品メーカーのタイ法人で技術営業として勤務しており、タイに拠点を置く日系自動車部品メーカーや電子部品メーカーに対し、薬品の販売、製造プロセス最適化の提案、製造不良の原因解析、マーケットトレンドの提供、通訳業務等を行っています。業務での使用言語の割合は英語60%、日本語30%、タイ語10%程度です。

 

現職に役立っている在学中の留学体験

元々は短絡的に考えて行動する事が多かったと思います。留学先で出会った方達は、思慮深くはっきりと自己主張し、説得力のある方ばかりでした。そういった方達が私の目標となり、様々な方と積極的に話をして考えや知識を吸収して、常にどうすればより良い結果が出せるか考えて行動するようになりました。その経験が今の仕事で役に立っている英語力と思考力向上に繋がったと思います。弊社は世界40か国に拠点があり各国間でのコミュニケーションが必要な為、社内公用語の英語は必須です。その為、留学で向上した英語力が役に立っています。また、弊社では会議で自分の意見を言わなければ何も考えていないと見做されます。その為、英語力を伸ばす為にどうすれば良いか常に考えて行動し培った考える力と、皆が自分の意見を確りと発信する文化に身を置くことで学んだ発信力も現在の仕事に非常に役立っています。

 

留学・英語学習を検討している学生へのメッセージ

大学からの補助金を利用して様々なプログラムに参加しましたが、私の場合は補助金が無ければ“学生の時“に留学することができませんでした。もし留学していなければ、海外で働きたいという目標を達成することができず、ただの夢物語になっていたかと思います。社会人になってからでも留学は可能ですが、殆どの場合は仕事を一旦休止するリスクがあり、費用も殆どの場合、自己負担かと思います。”学生の時“のベストなタイミングで留学出来るのは非常に恵まれている事だと思うので、補助金の支援をチャンスだと思って留学してみませんか。留学・英語学習共に、自分の可能性や将来の選択肢を広げる最大のチャンスだと思います。留学では英語だけではなく、上記に記載している通り将来に繋がる様々な事を学ぶことができます。社会人になってからでも遅くはありませんが、学生の内はリスクが少ないです。費用は掛かるかもしれませんが、将来への投資と考えその分確り学べばいいだけです。私は留学によって人生が良い方向に進んだため学生の内に留学することをお勧めします。まずは短期留学からでも挑戦してみては如何でしょうか。

 

<在学中の留学体験>

  • 語学プログラム(2年次)
  • 長期学生派遣プログラム(3年次休学にて留学)
  • 鹿児島大学主催カリフォルニア研修(3年次休学中に留学)
  • リーダーシッププログラム(3年次)
  • 韓国慶星大学校におけるサマープログラム(3年次)

※現在、米国での語学プログラムおよび長期学生派遣プログラムやリーダーシッププログラムは中止し、語学プログラムはフィリピン・セブ島のINTER、GATE、ニュージーランドのFLEXプログラムへの学生派遣を実施中。鹿児島大学主催カリフォルニア研修は、US-JAPAN FORUM主催で継続派遣中。