お知らせ・新着情報

福岡工業大学 国際連携室の最新情報をお届けします。

本学協定校日本語学科との協働学修プログラム「Virtual Exchange Program」が2021年3月3日(水)~3月17日(水)の日程でオンライン開催されました。11月に開催されたタイの協定校・KMITLとのプログラムに引き続き、2回目となった今回は、国立高雄科技大学の日本語学科で学ぶ59名の台湾人学生と、21名の本学学生が参加いたしました。協働学修では10グループに分かれ、SDGsに由来するテーマや大学の社会的責任(USR)について日本と台湾の取り組みや文化の違いを話し合い、最終日にオンライン上でグループ発表が行われました。

【藤井先生の講評】
今回のテーマはSDGsとUSRという観点において、日本と台湾そして皆さんの生活を考えるということでしたが、次は今回学んだ違いの背景にあるものにさらに興味を持って深めていってほしいと思います。また、いつか世界的に渡航ができるようになったら、ぜひ実際に顔を合わせて、今回の学びを実際に確かめるということに繋げてほしいと思います。皆さんお疲れ様でした。
【黄先生の講評】
今回学生達が交流を通して台湾と日本の違いを発表しましたが、それぞれの国で当たり前と思っていたことが、ほかの国では実はそうではなかったという事に気づかされたのではないかと思います。また、私達の学生達がいつも以上に自分達の力を発揮しようと努力している姿が見られて本当に良かったと思います。日本の学生達本当にありがとうございました。

参加者全員で記念撮影
      参加者全員で記念撮影

 

春季休暇中、14名の学生がフィリピン・セブ島で特色ある2つの語学学校のオンライン留学プログラムに参加しました。フィリピン・セブ島初の英語教育機関として実績のあるCPILS(Center for Premier International Language Studies)のオンライン留学プログラムでは、2月8日(月)~3月11日(木)に亘り1名の担当講師が一貫してレッスンの指導に当たる体制の下、6名の学生が本学学生に特化したプログラムを受講しました。また、Brighture English Academyのオンライン留学プログラムでは、米Apple本社で管理職を務めた創業者の知見を基に構築されたカリキュラムに基づいて、科目別に特化した講師(Learning Facilitator)とアカデミックアドバイザー(担任講師)からフィードバックを受ける形式により2月8日(月)から3名の学生が1週間、5名の学生が3週間に亘りプログラムに参加しました。 

【CPILSオンライン留学プログラムの体験談】
  システムマネジメント学科2年 江崎 美紅
「オンライン留学プログラムを受講して一番良かった点は、英語で会話しながら英語の学習が出来たことです。中でも、Speakingのレッスンでは、テキストの他にも日常のことを多く話す機会があり、講師の先生と会話が弾み、自然ともっと話したいと思える環境でした。また、Writingのレッスンでは、初めにエッセイについて、例を用いてルールを理解し、書き方を学んだ上で実際に作成しました。これまで英語で英語を学ぶ機会はほとんどありませんでしたが、今回のプログラムは、マンツーマン指導であったため、間違いを恐れず積極的に話し、楽しく英語を学ぶことが出来ました。」


【Brightureオンライン留学プログラムの体験談】
社会環境学科2年 古賀 琴乃
「オンライン留学プログラムを受講して一番良かったのは、発音や日常会話に関して細かく自分の癖を分析して貰えたことです。また、質問したいけど、どう言っていいかわからずに何度もこういう意味?と聞き直されてしまったところもあり、疑問文を作ることが苦手という新たな課題を見つけることが出来ました。さらに、フィードバック、自分で勉強する時の方法なども示して頂けたので、今回の勉強をこの3週間のみのものではなく、今後も生かせる形となっている部分がとても良かったと思います。継続的な学習にとても効果的だと感じました。」

Campus Mail添付_2.png    
Brightureオンライン留学の様子

 

国際連携室では、留学生文苑を刊行しました。これは、昨年度までの恒例行事となっていたスピーチ大会中止の代替として留学生たちが日本語での創作にチャレンジしたものです。留学生たちは各自の研究の合間を縫って修正や再考を重ね、時間をかけて作品を仕上げました。
今回の創刊第1号では、本学留学生21名の日本語作品を掲載しています。第 I 部は作文、第 II 部は散文・詩・短歌・俳句、第 III 部は2019年度スピーチ大会発表者・2020年度学外スピーチ大会発表者が、内容を加筆・修正したものを寄稿してくれました。
国際連携室では、「読む」「聞く」「話す」といった日本語学習に加え、「書く」ための日本語の指導にも力を入れています。これからも留学生の皆さんが、コミュニケーションツールとしての日本語を楽しんで学べるように支援していきたいと思います。
なお、『留学生文苑 -和- 』は国際連携室で閲覧することができます。

2021.02文苑.jpg

2020年度第2回日本語能力試験(JLPT)の合格者が2月に発表され、本学では1級(N1)に2名、2級(N2)に4名が合格しました。JLPTのN1およびN2については、日本語の試験としては難易度が最も高いとされています。各自が研究の合間を縫って必死に勉強に日本語の習得に励みました。なお、2021年2月現在、本学留学生でN1~N5までの取得率は72%となっています。
次回の2021年度第1回日本語能力試験は、2021年7月4日(日)に実施されます。受験を希望する学生は、4月初旬までに国際連携室へお越しください。

2021.02JLPT合格.jpg

2020年12月、アメリカの大学とのオンラインによる言語・文化交流プログラム「FIT VALE 2020」を開催いたしました。アメリカのネバダ大学ラスベガス校と南フロリダ大学との連携協力のもと、本学学生6名、ネバダ大生3名、南フロリダ大生3名が参加しました。このプログラムでは、本学の学生とアメリカ人学生が1対1となり、Flipgridを利用してテーマに沿ったプレゼンテーションや質疑応答を行いました。アメリカから参加した学生の中には、日本語を学ぶ学生もおり、日本語と英語の両言語による交流もありました。アメリカを繋いだオンライン交流としては初の試みとなりましたが、学生達はそれぞれ創造性あふれるプレゼンテーションを作り上げ、アメリカ人学生と充実した交流が実現しました。また、今回のプログラムを通じて学生達はコミュニケーションツールとしての英語に自信を持ち、言語学習と国際交流へ今後更なるモチベーションを獲得しました。国際連携室では、今後も継続して様々な国の学生達とのオンライン交流を計画いたします。

タイ協定校・キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)との新たな協働学修プログラムとして、Virtual Exchange Programを始動しました。初年度の今年は11月10日(火)から11月24日(火)の15日間に亘り、KMITL日本語学科の学生8名と本学学生の8名が、SDGsをテーマとしてディスカッションし、ポストコロナの在り方を考察しました。また、特別レクチャーではKMITL日本語学科長のLarpsrisawad教授による「タイと日本の生活全般における比較」、さらに本学の藤岡教授による「DXと2025年の崖~On DX and Its Digital Cliff 2025」と題し、学びを深めました。参加学生からは、「ネットでは得られない生の声をディスカッションで知れた」、「全く違う環境で育った人と話すことは刺激的で自分の視野を広げることができた」などの声が聞かれ、異文化理解を深め、グローバルマインドを醸成するために多様性を受け入れる重要性を学ぶ機会となりました。

本プログラムは日本語を基本言語とし、語学が流暢なタイ人学生との友好関係を築く中で、本学学生は英語学修への意欲を高めました。今後は両大学の海外プログラムで現地を訪れて学びを深めるハイブリッド型留学へと繋げることを目指し、その動機づけの学びとなったことを祈念します。

【プログラムの様子】
VE_KMITL_1.jpg VE_KMITL_2.jpg

VE_KMITL_3.jpg VE_KMITL_4.jpg

VE_KMITL_5.jpg VE_KIMTL_6.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年9月9日(木)・10日(金)本学の協定校であるタイ泰日工業大学主催のオンライン国際交流プログラム“ミニサマープログラム”に本学から学生2名が参加しました。システムマネジメント学科4年(藤岡研究室)の2名の学生は、他日本人学生27名(11大学、3高専)の参加者と共にZoomを利用し受講し、泰日工業大学の学生との交流そして多様な講義・文化体験を通し、タイへの理解を深めました。
1日目は泰日工業大学の開会の言葉から始まり、講義を中心とし600年以上続くタイと日本の交流の歴史、またタイの交通事情について理解を深めました。現地学生からのタイ語のレクチャーもあり本学学生は自身の誕生日や日常会話を覚えようと何度も繰り返し練習していました。
2日目は参加型が中心でタイフォークダンス・伝統舞踊を踊り、オンラインながらも一体感を感じる事が出来ました。また互いに自身の住む町についての紹介も行い、タイの学生・日本各地の学生からの発表を興味深く聞いていました。海外渡航の出来ない状況が続く中、オンラインでの交流ができ学生にとって貴重な体験となったようです。
泰日工業大学のプログラム参加は今回が初めての試みでしたが、今後相互の交流が発展していくきっかけとなればと願っています。

【プログラムの様子】
ホリカワ副学長開会あいさつ.jpg 1日目_講義風景.jpg 1日目_タイ語レクチャー.jpg 1日目_タイ伝統舞踊.jpg 2日目_タイフォークダンスの様子.jpg 2日目_閉会式.jpg

本学では2020年度春季に予定していた海外派遣プログラムの中止を決定しました。この決定は、コロナウイルス感染の世界的拡大と以下の現状を鑑みて判断したものです。

① 本学が海外派遣先とする、東南アジア諸国及びニュージーランドにおけるコロナ状況
② 日本の外務省の対応策に加え、ワクチンや治療薬の完成には今暫くの時間を要する状況
③ 海外派遣に協力をいただく旅行会社からの、派遣先国スタッフによる現地報告

なお、国際連携室ではこの判断を踏まえ、新たなフレームワークによりオンライン学習プログラムを展開します。海外派遣プログラムと同様、学生の現状の語学力と目的に応じたプログラムへの参加が可能であり、これからの社会で求められる異文化理解、英語力の向上、グローバルマインドなどの力の醸成を図ることができます。詳細は「後期国際プログラムのご案内」をご確認ください。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

グローバルスチューデントラウンジでは、皆さんの英語学習を支援するための動画チャンネル「GSLチャンネル」を開設いたしました。このチャンネルでは、英語学習に役立つ様々なトピックスについて毎週情報をお届けいたします。例えば、英語の勉強方法や、参考書、英語の4技能をどのように上達させるかなどについてお話いたします。GSLチャンネルが皆さんの英語学習に少しでも役立つことを願っています。

GSLチャンネル

mugshot_2.jpg
第1回に登場するパトリック・スルサーさん(国際連携室)

 

 

 

皆さんは本学を卒業後、社会人としてどの様な人生を歩みたいですか。グローバル化社会を豊かに生きていくために、「大学時代の今、英語力を向上し、グローバルマインドを醸成する意義」は何でしょうか。卒業生からのメッセージを通し、自分自身の将来像を思い描いて行動を起こして見ませんか。

田中 孝知


※画面の右下をクリックすると拡大します。

情報工学部情報通信工学科卒業(2013年3月)
ドイツの工業薬品メーカー(タイ法人)
技術営業

留学先:アメリカ、韓国
参加プログラム:語学、長期学生派遣、カリフォルニア研修、リーダーシッププログラム、韓国サマープログラム

片岡 友樹


※画面の右下をクリックすると拡大します。

情報工学部情報工学科卒業(2018年3月)
株式会社 建築企画コム・フォレスト
ドローンスペシャリスト

留学先:アメリカ、タイ
参加プログラム:語学、インターンシップ、長期学生派遣

西口 太陽


※画面の右下をクリックすると拡大します。

情報工学部システムマネジメント学科卒業(2018年3月)
自動車部品メーカー
ITエンジニア

留学先:アメリカ
参加プログラム:リーダーシッププログラム、グローバル養成プログラム、長期学生派遣

立石 雄貴


※画面の右下をクリックすると拡大します。

工学部電気工学科卒業(2019年3月)
外資系IT企業
IT Specialist

留学先:アメリカ、韓国
参加プログラム:語学、韓国サマープログラム

 

【オンライン学習支援】
自宅から受けられるオンライン語学レッスンはこちら