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留学レポート(10月)その1

2022年11月2日

海外へ留学している本学の学生が毎月現地よりお届けする「留学レポート」。
現在カナダに留学中の矢野颯太郎君(社会環境学部4年)より、カナダからのレポートをお届けします。


今回は、Vancouverのハロウィンについてお話します。

カナダでは、1860年代に製菓会社がハロウィン用の宣伝を始めたのがきっかけと言われています。その頃は、カナダでもアイルランドからの移民が流入し、1800年代半ばから後半にかけて彼らがカナダで催しました。1898年にバンクーバーで、北米ではじめて子どもたちがハロウィンで仮装しました。
「トリック・オア・トリート」という言葉が使われた一番古い記録は、1927年カナダ・アルバータ州のレスブリッジです。ハロウィンは1990年代から大人の間で人気のイベントになりました。また、2014年にはカナダで10億ドルの産業と推定され、クリスマスに次いで商業的に成功している祝日となりました。
日本は若者が中心となって仮装し、ハロウィンを楽しんでいますが、カナダでは大人も本気で仮装しているので、文化の違いは面白いなと感じました。

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また、カナダの社会問題を象徴する場面にも遭遇しました。ハロウィンパーティー後に、酩酊状態の女性に対してバンクーバーの警察官が「今救急車が向かっているよ。ドラッグはやったか?それを問題にすることはしないから正直に言ってくれ。」と声をかけていました。カナダでは薬物使用を罪として扱う前に生命を優先することで救われる命がたくさんあるのだと考えさせられました。
バンクーバーは、毎年10月~4月まで雨季なので雨が心配でしたが、ハロウィン当日は珍しく快晴でした。北米ならではの本格的なハロウィンを現地にいる間に楽しむことができました!

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  2022年11月2日 10:00:00
タグ:留学