GCP1・2期生と留学生による夏季研修を実施しました
2024年9月3日
2024年8月8日(木)・8月9日(金)、グローバル人材育成を目指したGlobal Challenge Program(GCP)では、GCP1・2期生(2・3年生/4年間1貫特別支援対象)が、中国とタイからの留学生と協働で夏季研修を実施しました。研修には26名が参加し、「水ビジネス」をテーマとして、初日に各国の好事例や課題について探究学習を行いました。翌日には海水から真水をつくる日本最大の施設「海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)」を視察し、ディスカッションを経て、より良い社会創出のためのイノベーションについてプレゼンテーションを行いました。
本研修を通して、学生は世代や国籍を超えた仲間とのコミュニケーションを行うことにより、各国の優れた技術を学びながら体験的に多文化共生力を育み、世界市民の視点に立ってサステナブルな社会の実現に向けたイノベーションを共に思考する機会となりました。
さらに研修2日目には、GCPのプログラムを監修する赤木教授(生命環境化学科 学科長/海外日本人研究者ネットワークUJA理事)による「グローバルマインドセットを育もう」と題したグローバル講話を開催しました。講話では赤木教授のライフストーリーに基づいたグローバル人材に求められる能力・資質とその対策について語られました。赤木教授の多岐にわたる研究者としての経験に基づく多くの示唆をいただき、学生は固定概念にとらわれず、また失敗を恐れることなく、積極的に新たな挑戦に邁進するための貴重な指針を学ぶことができました。今後もGCPでは、多面的な国際適応力を体系的に育む取組みを卒業時まで大学からの全額支援で展開し、学生自身が願うキャリアプランの実現を目指して参ります。