台湾・高雄(2024年6月)

海外へ留学している本学の学生が現地よりお届けする「留学レポート」。
台湾留学中の北島隆朝さん(工学部4年)のレポートをお届けします。


台湾への留学を始めて4ヶ月が経ちました。6月で大学の後期の授業は終わり夏休みに入るので、6月で自分の留学生活は1段落終わります。今回のレポートは自分が6月に学んだことと4ヶ月間台湾で留学をしてどの様なことを感じ、自分にとってどのような成長があったのかを書いていきたいと思っています。


まず、6月は大学の試験がある月だったので、各教科でテストがありました。しかし、前に中間テストで各教科のテストを受けていたのでそんなに困ることはありませんでした。しかし、プレゼンの準備やレポート、ペーパーテストの暗記など、期末テストに向けて準備しなければならない物も多くありとても忙しい月でした。英語学科の英作文の授業のテストは自分が選んだ会社についてレポートを作成し、その内容を発表するものでした。レポートは、今まで授業で扱ってきた内容をもとに作成をしました。今まで授業の課題として作成したものを参考にしながら友達と協力して作成をしました。いつもは一人で課題をしていたので、友達をレポートの作成に取り組んでみて、レポートの文章に適している丁寧な文法表現やレポートの段落設定など、自分一人では今まで考えていなかった部分を訂正してくれて、それをみてレポートの構成や英文法の使い方がとても上手で自分の実力とは差がありましたが、それを吸収できるようにもっと頑張らないといけないと感じました。そして、レポートが出来上がって発表の際の原稿を作り発音の練習なども友達に聞いてもらいアドバイスを貰っていました。その時に一番難しかったのは、LとRの発音の仕方の違いです、LとRを発音する時は舌の位置が大事で自分は今まで舌の位置に気にして発音をしたことがなく実際に友達に発音してもらいそれを一生懸命真似て練習を行いました。そのおかげもあり発表はうまく行うことが出来ましたが自分の発音はまだまだなのでこれからも練習する必要があると感じました。

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中国語の授業ではレベル4ではペーパーテストがあり、レベル1では発表がありました。レベル4のペーパーテストは今まで学習してきた内容から出題されます。授業の内容は自分が授業で習っている時には知らない文法も多く大変でしたが日常で友達と会話する際に使っていたのでテストを受ける時には意味や順番を理解して解くことが出来ました。しかし、Q &Aの問題で自分の解釈ミスで、うまく質問に答えることが出来なかったことが、まだ読解力が足りないと言うことが分かったので来季はもっと重点的に勉強したいと思いました。
レベル1の発表では、テーマを選択してその内容について話すもので、中間テストと同じでした。自分は、もし海外旅行に行くならどこへいきたいかというタイトルで発表しました。前回の中間テストでは、自分の発音が悪くうまく先生に伝わらないと思い、発表スライドを作成して行いましたが今回は発表スライドなしでも先生に発表内容が伝わるのかを試したくなり、スライドなしで発表に臨みました。
発表が終わり、先生のレビューを聞いている時に自分が話していた内容がきちんと伝わっていることに気づきました。中間テストの時ではまだ中国語の発音がよくなかったですが授業を受けて生活することで自分の中国語のスキルは確実に上がったと実感を得ることができました。

4ヶ月台湾で交換留学生として過ごし、学業の面ではとにかく学んだことを友達や先生に使ってみることで暗記のスピードが速くなり、言葉が出てくるまでの瞬発力が上がると思いました。
また、間違った表現を使ってしまって気付いた時には、どう訂正すればいいかをその場で聞くことが大切なのだと感じました。生活面では、とにかく現地の人といろんな所へ出かけて体験し、一にご飯を食べることによって現地のことをより深く理解することができるのではないかと感じました。
まだあと9月から4ヶ月留学生活が残っているので、悔いが残らないように多くのことを学んでいきたいと思いました。