台湾・高雄(2024年4月)

海外へ留学している本学の学生が現地よりお届けする「留学レポート」。
台湾留学中の北島隆朝さん(工学部4年)のレポートをお届けします。


台湾に留学して3ヶ月が経とうとしています。大学の授業のカリキュラムもちょうど半分に差し掛かっていて、3月は中間テストのシーズンでした。台湾の大学のテストは日本と同じようにペーパーテストで実施して成績を決めるような教科もありますが、今自分が在籍している英語学科のような語学系ではペーパーテストテストも少しはありますが、それよりもプレゼンをすることが多いです。これは大学だけではなくて高校生の頃から語学系を専攻している学生はテストとしてプレゼンを行うことが多いそうです。そのため、台湾の語学系の学生はプレゼンを行うことがとても上手だと感じました。

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私は高校生から大学まで専攻は工学系で、人前に出て何かをプレゼンする機会が少なかったので、プレゼンを上手く行うことは難しくあまり上手くは出来ませんでした。しかし、今回プレゼンを行うために準備する中で色々なことに気づくことができました。まず、プレゼンの原稿を考える時に、翻訳機やChat GPTなどを使って文章を作成したのですが、自分が言いたいことを翻訳機にそのまま入れても不自然な文章が完成してしまいます。そこで自分で訂正を入れていく中で文章の語順や表現の仕方などを幅広く学びことができ、自分が言いたいことを英語に置き換えて考えるとてもいいトレーニングになったと思いました。また、プレゼンを行う際は原稿を見ることができず、全て暗記しなければならず、どうやってスムーズに英文を思いだして話せるようになるかを考えて間の区切り方やリズムなども意識して発音練習を行いました。結果は上手く喋ることはできませんでしたが、闇雲に英語の単語や文法を勉強するよりも頭に残りやすくとても良い勉強になりました。このようなプレゼンを高校の頃から行うから台湾の学生はプレゼンを行うことが上手だと感じたし、喋ることが得意なので会話も上手なのだと思いました。自分はこのようなトレーニングをしてきていないので会話の途中に自分が言いたいことが出てこないことが多々あります。それを大学のテストを通して克服していきたいと思いました。学期が終わるまでテストの機会はまだあるので、もっと考えて喋る機会を増やして自分の成長に繋げたいと思いました。

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